この日の午前4時26分、尹大統領は「即座に国務会議を招集したが、早朝のため議決定数に達しなかった。整い次第、すぐに戒厳を解除する」とし、「しかし、繰り返される弾劾や立法の乱用、無道な行為を直ちに中止するよう国会に要請する」と述べた。
尹大統領は「私は昨夜11時をもって、国家の本質的機能をまひさせ、自由民主主義の憲政秩序を崩壊しようとする反国家勢力に対抗するため、決然たる救国の意志で非常戒厳を宣布した」とも語った。
前日の午後10時23分から始まった緊急の国民向け談話では、「現在、わが国会は犯罪者集団の巣窟となり、立法独裁を通じて国家の司法・行政システムを麻痺させ、自由民主主義体制の転覆を企てている」と述べ、非常戒厳を宣言した。
与野党の議員たちはこれに対し、約2時間後の4日未明に国会本会議を開き、出席議員190名全員の賛成で戒厳令解除要求の決議案を可決した。
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