4日、ソウル中央地裁のハ・ジンウ(河振佑)裁判官は、特別傷害の容疑で起訴されたパク氏(58)とジン氏(39)に対し、それぞれ懲役1年、執行猶予2年の判決を下した。
事件は1月6日午後4時40分ごろ、ソウル市江南区のしゃぶしゃぶ店で発生した。二人は食事中に政治についての会話を交わしていたが、その際にパク氏が自らの意見と異なる発言を聞き、怒りを覚えた。パク氏は手に持っていた金属製の箸を投げつけ、さらにジン氏に飛びかかり、彼の髪をつかんで頬をたたくという暴力行為に及んだ。
これに対抗する形で、ジン氏は金属製の箸が当たった後、パク氏に向かってビールジョッキのビールをかけ、その後ビールジョッキを投げ返すなど応戦した。この衝突により、パク氏は左側のこめかみを負傷し、ジン氏は2週間の治療が必要な額の打撲を負った。
河裁判官は、量刑理由として「パク氏は自らの過ちを認めておらず、ジン氏は犯行の様相からその罪責が軽くない。被告人たちは和解できなかった」と述べた。
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