同通信は同条約について、「地域と世界の安全(保障)環境を強固に守護して強力な国家の建設を目指す朝ロ両国の指導部の遠大な構想と人民の念願を実現していける法的枠組み」と評価した。
条約はロシアのプーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が6月に締結したもので23条からなる。条約の第4条には「一方が個別国または複数の国から武力侵攻を受け戦争状態になった場合、国連憲章第51条と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とロシア連邦の法に基づき、直ちに自国が保有するあらゆる手段を用いて軍事的およびその他の援助を提供する」との内容が盛り込まれている。
この条項は、1961年に北朝鮮とソ連が締結し、96年に失効した「友好協力相互援助条約」第1条とほぼ同じ内容で、軍事同盟が復活することになる。
北朝鮮が10月にロシアを支援するため、1万人以上の兵力を派兵したのも、新たな条約に基づいた軍事協力とみられる。
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