中東・中央アジアでも高級車「ジェネシス」販売、成長市場へと拡大=韓国
中東・中央アジアでも高級車「ジェネシス」販売、成長市場へと拡大=韓国
現代自動車が最近、中東地域や中央アジア地域で同社高級車ブランド「ジェネシス」の新モデルを相次ぎ発売している。

11月末にはカタールでスポーツ用多目的車(SUV)「GV70」のマイナーチェンジモデルを発売。中東・アフリカ市場の開拓に乗り出した。2025年初めには電気自動車(EV)の「GV70」を発売し、EVのラインアップを拡大する。

カザフスタンでは、現地の同業アスタナ・モータースと提携。完全ノックダウン(CKD)方式で生産し、販売まで担うサプライチェーンを構築した。

米国では1~10月の販売台数が、前年同期比4.4%増の計5万8841台に達した。うち2万3228台がEVを含む「GV70」となっている。欧州での大きな販売増加はないが、2025年下半期から高性能モデル「GV60マグマ」を販売する予定だ。

韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)によると、1~10月における「ジェネシス」の輸出台数は計6万2189台で、前年同期比15%減少した。これを受け現代自動車は「ジェネシス」の品質と競争力を全面に打ち出し、高級車需要が成長している市場の拡大に集中する方針だ。

2025年下半期には「G60マグマ」の量産に入るほか、2026年には大型SUV「GV90」を世界で販売し、ラインアップの強化を図る。
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