国会で特別声明を発表する共に民主党の李在明代表=6日、ソウル(聯合ニュース)
国会で特別声明を発表する共に民主党の李在明代表=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は6日午前、国会で特別声明を発表し、「非常戒厳」を一時宣言した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を「民主主義の憲政秩序を私的な利益と権力強化・維持のため乱用した明白な国家内乱犯罪の首謀者」と批判した。

 尹大統領は3日深夜に非常戒厳を宣言したが、約6時間後の4日未明に解除した。

 李氏は「民主主義の先進国である韓国が深刻な危機に直面した」として、「戒厳令宣布は大統領自身が権力を維持、拡大するため行った反乱であり、内乱行為、そして親衛クーデターだ」と指摘。「内乱犯罪は不起訴特権の例外事項で、迅速な捜査を通じて真相を明らかにし、不起訴特権が適用されないよう、必要な範囲内で捜査、逮捕、拘留、起訴、処罰の手続きを踏むべきだ」と強調した。

 また、「違憲・違法行為で主権者の命を脅かした大統領に一瞬でも国政運営を任せることはできない」とし、「できるだけ早く職務から排除し、その職を維持するかどうかを国民の判断と決定に委ねなければならない」と訴えた。


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