史上初めて10万ドルを突破したビットコインが「差益実現」の動きに一日で再び9万ドル台に下がった。

ビットコインは前日午前11時30分頃、史上初めて10万ドル線を突破したことがある。その後、ビットコイン10万4000ドル線まで上昇した。

しかし、6日午前4時30分頃、“差益実現”の動きに売りが入り、10万ドル線を返上した。その後、下落幅を拡大し、一時9万500ドル線まで下落した。その後、下落幅に対して一部価格を回復し、現時刻基準9万6000ドル線上で取引されている。

ビットコインの現在の動きと関連し、リアルビジョン仮想資産市場アナリストのジェイミー・クーツはX(旧Twitter)を通じて「ビットコインは流動性が悪化する環境でも史上最高価格(ATH)を更新した」とし、「もし流動性の状況がさらに悪化すれば、このような上昇は長く続かないだろう」と展望した。

彼は「逆に状況が改善されれば、一時的な調整があるかもしれないが、再び上昇する可能性が大きい」とし、「今回のサイクルについて非常に肯定的な見通しを持っている。中央銀行が追加的な流動性を投入すると予想する」と付け加えた。

この日、仮想通貨に対する投資心理は「極端な貪欲」段階に位置している。仮想通貨データ提供会社オルタナティブドットミー(alternative.me)によると、この日のクリプト貪欲・恐怖指数は前日より12ポイント上昇した72ポイントだ。

この指数は、0になるほど投資心理が極端な恐怖に近いことを示し、100に近いほど極端な楽観を意味する。

ブロックチェーンデータ分析会社であるクリプトクォントによると、この日基準、取引所の純入出金量は過去7日間の平均数値より高い。

一般的に、純入出金量は取引所に入金されたコインの量から出金された量を差し引いた値で、現物取引所の場合、値が高いほどコインの売り圧力が高くなることで、先物取引所の場合、ボラティリティリスクが増加するものと解釈される。
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