LG電子が米アンバレラと協業、自動車内ソリューション開発で=韓国
LG電子が米アンバレラと協業、自動車内ソリューション開発で=韓国
LG電子が米国の人工知能(AI)半導体企業アンバレラと協力し、性能を高度化した「インキャビン・センシング」ソリューションを開発する。インキャビン・センシングはAIを活用し運転手の表情認識や空調・照明の調整などを行う機能だ。

LG電子は「ドライバー・モニタリング・システム(DMS)」を、アンバレラの「エッジAI認識SoC(システム・オン・チップ)」に搭載させた。同ソリューションは一つのチップにシステムを統合することで、効率的なデザインと同時にコスト削減も実現する。

LG電子のインキャビン・センシングでは、カメラとセンサーなどを利用し車両内を感知・分析して交通事故を予防することが可能だ。なかでもDMSソリューションはカメラでドライバーの視線や頭の動きを感知・分析する。これにより居眠り運転やスマートフォンで通話しながらの運転といった行動を感知して警告音を出し、安全運転に貢献する。

LG電子VS(ビークルコンポーネント・ソリューションズ)事業本部のウン・ソクヒョン本部長は「当社はアンバレラをはじめとした主要なパートナー企業と協力し、インキャビン・センシングによる新たな安全基準を提示することで、自動車の安全を向上させていく」と」述べている。
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