面式のない女性の家まで、「がん治癒のために必要だ」とストッキングを脱ぐように要求した30代男性に懲役型執行猶予が宣告された。

チョンジュ(清州)地裁刑事6単独(チョ・ヒョンソン判事)は8日、住居侵入の疑いで起訴された30代の男性Aに懲役6か月執行猶予2年を宣告したと明らかにした。
同時に保護観察と40時間の社会奉仕を命じた。

A被告は昨年8月14日午後6時10分頃、ソウル ソデムン(西大門)区で20代の女性Bさんに付いて住宅用建物のエレベーターに同乗後、被害者が居住階で降りると「末期がん患者だけど、女性が履いているストッキングを持ち帰り抱いて寝たら、がんがよくなった。履いているストッキングを脱いでほしい」と要求した容疑で送検された。

捜査の結果、A被告は性暴力処罰法違反(性的目的多重利用場所侵入)の疑いで懲役8か月執行猶予3年を宣告された前科があった。

裁判部は「被告人は過去にも同様の犯罪で懲役型執行猶予を宣告され、執行猶予期間での犯行である」としながらも「被害者と合意して自発的に病院で治療を受け、再犯しないために努力する点を考慮した」と語った。
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