ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の弾劾訴追案が国民の力議員たちの不参加により規定数未満で廃棄された中、歌手イ・スンファンがSNSを通じて批判した。

イ・スンファン の最新ニュースまとめ

イ・スンファンは7日、弾劾訴追案が廃案となると、自身のSNSに「『国民の力』議員様、内乱の共犯である様子がよく分かりました」とし「歴史の罪人なんて恐れず、現生の権威がより重要な方々であることに加え、人が死に民生が塗炭の苦しみに陥っても『お前たちに何ができる』と思われるような方ですから、確かでしょうね」と批判した。

続いて「わが大韓民国の民主市民たちは何日も寝ないで夜が明けるのを必ず見て寝ます」と付け加えた。

7日に行われた尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案は、在籍議員300人のうち195人だけ表決に参加し、議決規定数不足で廃案になった。議決規定数不足によって投票が成立せず、開票も行われなかった。票決には、共に民主党など野党議員192人、国民の力のアン・チョルス、キム・サンウク、キム・イェジ議員の195人が参加した。
弾劾案は在籍議員(300人)の3分の2である200人が賛成しなければ廃案となる。

国民の力は、これに先立ち尹大統領弾劾案とキム・ゴンヒ夫人の特検法に対して「否決党論」を確定した。国民の力が「キム・ゴンヒ女史特検法」の再票決に参加後、尹大統領弾劾案の票決前に一斉に退場し、弾劾案は票決が始まる前に否決が確実視された。
現職大統領への弾劾案が国会の採決に浮上したのは今回が3回目となる。2004年のノ・ムヒョン(盧武鉉)前大統領、2016年パク・クネ(朴槿恵)前大統領弾劾案は国会本会議で可決された。

共に民主党など野党6党が共同発議した今回の弾劾案は、尹大統領が3日に非常戒厳令を宣布したことが引き金となった。弾劾の中には、「戒厳に必要な要件を何一つ満たしていないにもかかわらず、憲法と法律に違反したまま非常戒厳を発令」したことと、「国民主権主義と権力分立の原則、政党活動の自由、表現の自由侵害」などが弾劾訴追の理由に挙げられた。

LEE SEUNG HWAN [Official M/V]
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