ノーベル賞委員会は、日本被団協が1956年の設立以来、核兵器の廃絶を訴える活動を続け、「核兵器のない世界を作るための努力、核兵器が二度と使われてはならないということを証言によって示してきたこと」を受賞理由に挙げた。
日本被団協は、韓国人被爆者のほか在ブラジル原爆被爆者協会の渡辺淳子さんなど海外に住む被害者も授賞式に出席する代表団のメンバーに加えた。原爆被害が日本のみに限らないことを示す意味があると受け止められる。
8日午前にオスロに到着した韓国人被害者らは、授賞式や晩さん会、現地の学校での行事などに出席し、原爆被害について証言する予定だ。
鄭会長は聯合ニュースの取材に対し「原爆の被害を受け、核兵器は絶対使用してはならないという同じ目的と仲間意識があるため、日本被団協の受賞は非常にうれしい」として、授賞式への出席により韓国人被害者が多数いることを伝え、積極的に核反対の声を上げたいと述べた。
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