李代表はこの日の午後、自身のフェイスブックに‘彼らには何の罪もありません’とのタイトルの文章を載せ「遅れてしまったが、必ず話したかった」とこのように記した。
李代表は「映画のように現実感のなかった非常戒厳が生きている現実と感じられた最も恐ろしい瞬間は、重武装した戒厳軍の国会投入だった。決死の覚悟で阻んだ市民と補佐官、当直者たちの献身が歴史の退行を阻んだ」と切り出した。
続いて「その時、投入された戒厳軍の目つきを忘れることができない。良心と命令がぶつかるその揺れの中には大韓民国全体の混乱がそのまま含まれていた。罪のない国民に武力を行使しないようにする小心な姿が悲しかった」と記した。
李代表は「初級幹部たちと兵士の大半は内乱首謀者の尹錫悦大統領とキム・ヨンヒョン(金龍顯)前国防部長官、一部指揮官たちによって徹底的に利用された。どんな作戦なのかも分からないまま、命令に従って動いたはずの兵士たちを利用して憲法と民主主義の根幹を崩した者たち、戒厳軍に向けた矢は命令を下した者たちに向けなければならない」と強調した。
また「戒厳が解除され、撤収して市民に頭を下げて謝罪する戒厳軍の映像を見た。その短い現場での記憶が彼らに心の傷として残らないことを願う」と呼びかけた。
さらに「誇らしい大韓民国の軍人の皆さん、腰をかがめている彼らにむしろ腰をかがめて伝えたい。彼らには何の罪もない、むしろありがたい」と記した。
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