「イカゲーム」シーズン2のワンシーン(ネットフリックス提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「イカゲーム」シーズン2のワンシーン(ネットフリックス提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ロサンゼルス聯合ニュース】26日から配信が開始される米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」シーズン2が、米映画賞「ゴールデン・グローブ賞」のテレビドラマ部門作品賞候補に選ばれた。主催側が9日(現地時間)、発表した。

 「イカゲーム」シーズン2は、米テレビ界の最高峰とされるエミー賞で史上最多受賞を果たした「SHOGUN 将軍」、ネットフリックスの「ザ・ディプロマット」、アップルTV+(プラス)の「窓際のスパイ」、アマゾンプライムビデオの「Mr.&Mrs.スミス」、ピーコックの「ザ・デイ・オブ・ザ・ジャッカル」(原題)と並んでノミネートされた。

 現地メディアは、公式配信前の作品が候補になったのは異例だと伝えた。

 同賞の規定では、作品は年内に放映し、主催側には11月4日までに提供しなければならないとされており、ネットフリックス側が審査員にあらかじめ公開したものとみられる。

 ゴールデン・グローブ賞の授賞式は来年1月5日に開催される。

 「イカゲーム」シーズン1はゴールデン・グローブ賞で3部門にノミネートされ、2022年の授賞式で「カンブおじいさん」役を演じたオ・ヨンスが韓国の俳優として初めてテレビ部門の助演男優賞を受賞した。

 非英語圏の作品に対し排他的な性格が強いゴールデン・グローブ賞は、21年までセリフの50%以上が英語でない場合は外国語映画に分類するとの規定を設けていたが、白人を中心とする主催団体の会員構成や性差別、不透明な財政管理などが指摘され、新たな体制で運営されている。

 これに伴い、投票する会員の規模はこれまでの3倍の300人に拡大され、出身国も6大陸の約70カ国・地域へと多様化した。  


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