尹錫悦政府に対する国民の感情…最も多いのは「怒り」=韓国
尹錫悦政府に対する国民の感情…最も多いのは「怒り」=韓国
ユン・ソギョル(尹錫悦)政府に対し韓国国民が最も多く抱く感情は「怒り」であることがわかった。

最近、基督教社会問題研究院がプロテスタント信者と非プロテスタント信者の社会認識を比較する調査を行った結果、「現政府に対し感じるプロテスタント信者の感情」(10点満点)のうち「怒り」が6.5点で最も高かった。続いて、不安(6.4点)、悲観(6.1点)、悲しみ(5.9点)、満足(2.8点)、希望(2.7点)の順だった。

非プロテスタント信者を対象としたアンケート調査でも「怒り」(6.8点)、「不安」(6.7点)、「悲観」(6.6点)、「悲しみ」(6.0点)、「満足」(2.2点)、「希望」(2.1点)の順だった。

年齢別では40代(プロテスタント信者7.3点、非プロテスタント信者7.6点)、50代(プロテスタント信者7.0点、非プロテスタント信者7.5点)で「怒り」が最も高く、70代以上では最も低かったものの否定的な評価が半数を超えた。

国政運営を9つの分野に分けて評価した結果もプロテスタント信者と非プロテスタント信者のどちらにおいても否定的だった。評価項目は経済、不動産、労働、社会的災難対処、長官および公共機関長の人事、年金、検察・法執行、対外関係などで、全ての分野において否定的な評価が半数以上を占めた。

基督教社会問題研究院は今回の調査結果について、「先週発生した尹政府の違憲的な非常戒厳宣布と国会決議による戒厳解除の過程で現政府に対する国民的な怒りが高まった」と説明した。

また、「尹政府に対する怒りは今回の事態の直前にもすでに重要な国民感情の1つだったことが今回の調査で明らかになった」と分析した。

そして、「現政府に対する反感が強い進歩層の怒りがすでに高まった状態で、保守層すらも怒りの点数が半分以上だったという点で、尹大統領に向けた内乱罪弾劾と処罰の声は政治的性向を問わず高まるだろう」と予測した。

一方、基督教社会問題研究院は先月13日から22日まで韓国リサーチに依頼しプロテスタント信者1058人と非プロテスタント信者1094人を対象に今回の調査を実施した。
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