尹大統領が非常戒厳を宣布した後、戒厳軍が国会に突入していた。
憲法は、国会在籍議員(定数300)の過半数の要求があれば大統領は戒厳を解除しなければならないと定めている。国会は4日未明、出席議員190人全員の賛成で非常戒厳の解除要求決議案を可決した。
郭氏は非常戒厳が宣言されることをいつ知ったのかとの質疑に対し、「テレビを見て認識した」と答弁した。
また、非常戒厳が宣言された当時、尹大統領と2回電話で話したことを明らかにした。最初の電話では尹大統領から特殊戦司令部兵力の位置を聞かれ、「国会に移動中」と答えたという。2度目の電話の内容は公表できないと答弁した。
一方、ムン・サンホ国軍情報司令官は非常戒厳の宣言前に金氏の指示を受け、ソウル郊外の果川にある中央選挙管理委員会庁舎に要員10人を派遣したと明らかにした。当時、中央選挙管理委員会庁舎には戒厳軍約300人が進入し、庁舎を占拠していた。
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