「ユン・ソクヨルを弾劾せよ」...弾劾案不採択、消えない「国会前のろうそく」=韓国
「ユン・ソクヨルを弾劾せよ」...弾劾案不採択、消えない「国会前のろうそく」=韓国
韓国のユン・ソクヨク大統領の奇襲的な非常戒厳令宣布と解除、その後の弾劾案不採択など一連の過程を経て、市民の団結が日々高まっている。国会前のろうそくの火は消えることなく、すでに6日目になる。彼らは毎日夕方の集会を予告しており、国会前は当分の間、怒る市民の結集地となる見通しだ。

 進歩的な市民団体が主軸となったろうそく行進は9日午後、国会前で「内乱首謀者ユン・ソクヨル即刻弾劾」のスローガンを掲げて集会を行った。市民は集会開始1時間前の午後5時から国会前を埋め始めた。午後6時を過ぎると、仕事帰りに参加した市民が集まり、賑わいを見せた。彼らは寒い中、厚手のコート、手袋、マフラー、耳当てなど防寒着を着用したまま、「内乱首謀者ユン・ソクヨルの即時逮捕」「内乱同調国民の力を解体せよ」などのピケを振った。

 市民たちは怒りを抑えきれず、月曜日から参加したと口をそろえた。集会に参加した40代の女性会社員は、「仕事帰りに大混雑の地下鉄で疲れ果ててしまった」としながらも、「家でじっとしていると息ができないほどもどかしくて、結局飛び出した」と話した。退勤後、夕食も食べずに声を上げるために参加したサラリーマンも相当数いた。集会会場の隣の屋台で簡単な軽食を食べていた会社員のシンさん(54)は、「集会に参加しようと早く退社したが、食事する時間がなかった」とし、「食事よりも国を守ることが先ではないか」と話した。
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