警察庁国家捜査本部特別捜査班はこの日、「大統領室に家宅捜索に出向いた現場の警察特殊団が、警護処から資料を極めて一部任意提出を受けた」と述べた。
この日の家宅捜索は午前11時45分ごろから始まったが、日没時間を過ぎるまで実施できず、最終的には不発に終わった。任意提出の協議が決裂した場合、特殊団は明日再度大統領室への家宅捜索を試みる可能性が高い。
大統領室は警察の家宅捜索の試みに対し、「法と前政権での慣例に基づいて対応している」と強調した。これは、大統領室が家宅捜索を妨害しているとの野党の主張に対する反論と解釈される。大統領警護処も「手続きに従って進行中」と説明した。
この日の家宅捜索の対象には、警察庁、ソウル地方警察庁、国会警備隊も含まれていた。家宅捜索令状の対象には「大統領尹錫悦」の名前が明記されていた。
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