警察官が紛失したテーザー銃、18時間後に回収…古紙収集の高齢者が発見＝韓国

警察が出動中に紛失したテーザー銃が約18時間後に回収された。

13日スウォン（水原）南部警察署はきのう午後11時55分ごろ、オサン（烏山）市烏山大橋付近にいた60代男性のAさんから紛失したテーザー銃を回収したと明らかにした。

きのう午前5時30分ごろコクソン交番に所属するB警察官が通報出動から交番に戻る際にテーザー銃を紛失してから約18時間後のことだ。

当時、B警察官は水原市クォンソン（勧善）区のバス停に高齢者が寝ているという通報を受けて出動し、保護措置を取った後、交番に戻るためパトカーに乗ったところテーザー銃をホルスターごと落としてしまった。

警察は管制センターのCCTV（防犯カメラ）などをもとにB警察官から保護措置を受けたAさんがテーザー銃を拾い自分のかばんに入れて移動した事実を確認し、動線を追跡した後、テーザー銃を回収した。

このテーザー銃は2発連続で発射できる新型の「テーザー7」で、紛失当時の状態のまま回収された。

警察はB警察官に占有離脱物横領の容疑を適用するかどうかを検討するという。