分散型金融(DeFi)プラットフォーム「エセナ(Ethena)」が発行するステーブルコイン「USDe」が、スカイ(Sky:旧Maker)のDAIを抜き、時価総額で3番目に大きなステーブルコインになった。

12日(現地時間)、DefiLlamaの測定によると、CeDeFiステーブルコイン「USDe」が2桁のステーキング収益率のおかげで数十億ドルの流入を引き寄せたと報じた。

一方、スカイの代表的なステーブルコインである「DAI」の時価総額は2022年の70億ドルから45億ドルに減少した。ステーブルコイン市場全体の時価総額は2000億ドルを少し超える水準である。

今回の成果にもかかわらず、時価総額が60億ドルにも満たない「USDe」は、それぞれ約1400億ドルと400億ドルに達するテザー(USDT)とUSDコイン(USDC)に大きく遅れている。

「USDe」は2024年2月の発売以来、アセナのCdFi収益戦略により、2桁の年間収益率(APR)を求めるステーブルコイン保有者から数十億ドルを集めている。CdFiは、DeFiスマートコントラクトと集中型取引所(CEX)でのデリバティブ取引を組み合わせた戦略である。

暗号資産(仮想通貨)調査会社であるMessariは、12月12日のレポートで、「2024年2月以降、USDe(sUSDe)保有者たちは平均17.5%のAPYを記録し、最高55.9%(2024年3月7日)、最低4.3%(2024年8月8日)を記録した」と述べた。
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