12日午後に国会の党代表室を出る曺氏=(聯合ニュース)
12日午後に国会の党代表室を出る曺氏=(聯合ニュース)
【ソウル連合ニュース】韓国のソウル中央地検は13日、前日の公判で大法院(最高裁)から業務妨害罪や職権乱用罪などで懲役2年が言い渡された野党「祖国革新党」代表の曺国(チョ・グク)氏について、同氏が出した刑の執行延期申請を認め、16日に出頭するよう通知した。

 曺氏は党代表の引き継ぎなどの時間が必要とし、刑の執行の延期申請をこの日検察に提出していた。

 検察は類似の事例などから総合的に判断して申請を認めた。

 曺氏は文在寅(ムン・ジェイン)前政権で青瓦台(旧大統領府)の民情首席秘書官、法務部長官を務めた。娘と息子の不正入学に絡む業務妨害、虚偽公文書作成・行使などの罪や、娘の奨学金を不正に受給した収賄罪などで2019年12月に在宅起訴された。その翌月には、高官らの不正を調べる民情首席秘書官を務めていた際、文在寅氏に近いとされた柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市副市長に対する監察を打ち切った職権乱用の罪で追起訴された。


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