韓国大統領代行が国民向け談話「国政の空白許されない」

【ソウル聯合ニュース】韓国で１４日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の弾劾訴追案が可決されたことを受け、大統領職を代行する韓悳洙（ハン・ドクス）首相が国民に向けた談話を発表した。韓氏は「重い責任を痛感する」とし、「今最も重要なのは国政においてわずかな空白もあってはならないこと」と述べた。

　また、韓国が直面した国内外の状況は非常に厳しいと評価。こうした難関を乗り越え、国民の日常への影響を最小化するよう最善を尽くすと強調した。

　対外的には「強固な安全保障体制を確立し、国際的信頼を安定的に管理していく」とし、「韓米、韓米日、そして友好国との信頼を維持することに内閣が最善を尽くす」と述べた。

　対内的には、経済対応システムの強化、治安秩序の確立、社会的弱者層への支援、災害への備え、国会との緊密な意思疎通などを約束した。