匿名を要求した与党関係者は15日、「尹錫悦大統領はチュ・ギョンホ前院内代表が戒厳事態の責任を負って退いた後、院内代表候補として重鎮のK議員に対する党内部の評価について尋ねたことがある」とし「今後、憲法裁判官の任命同意手続きとともに野党との交渉に鍵を握る院内代表の役割を強調したものと見られる」と述べた。
続けて、「あからさまに親尹錫悦大統領色が強くなく、かつ党内で初・再選を導くことができる人を考慮したものと見られる」と述べた。
尹錫悦大統領が推薦していたK議員は中立的な立場に分類されるが、一部の親尹錫悦大統領側とは積極的に疎通する人物として知られている。実際に12・3非常戒厳令宣言当時も国会で戒厳解除議決に参加していた人物だ。
与党の一部では、すでに院内代表選挙候補当時から当選が有力だったクォン・ソンドン議員が、「親尹錫悦大統領色が強すぎる」という点をマイナス要因に挙げている。実際に「共に民主党」は12日、「国民の力」の新しい院内司令塔に5選のクォン・ソンドン議員が選出されると、「ユン・ヘックァン(尹錫悦大統領の中核関係者)党権掌握」とし「交渉相手として認定できない」と強い不満を表わした。
与党のある関係者は「弾劾審判を担当する憲法裁判官3人に対する追加任命を控えて、与党指導部が野党推薦人物に対して反対をしながら時間稼ぎに出ることもありうる」とし「この場合、憲法裁判所の審判まではかなりの時間がかかることもありうる」と述べた。
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