京畿道知事「戒厳当時、道庁封鎖命令を直ちに拒否した」
京畿道知事「戒厳当時、道庁封鎖命令を直ちに拒否した」
キョンギド(京畿道)のキム・ドンヨン知事は12.3非常戒厳当時、京畿道庁を封鎖せよとの命令を直ちに拒否したと明らかにした。

同知事は15日、フランスの「ル・モンド」とのインタビューで、政府の戒厳協力を拒否した背景について、「手続き上違憲であり不当だ。軍が来て拘禁したり封鎖しても体で抵抗しようとした」と伝えた。

「ル・モンド」のフィリップ・メルメス特派員は、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の戒厳宣言直後、同知事が行政安全部(日本の総務省に相当)から受けた庁舎閉鎖命令を拒否したというニュースを聞いて、道にインタビューを要請したことが分かった。

同知事は戒厳状況について、「当時『フェイクニュース』だと思った。しかし、行政安全部は人々が道庁に出入りできないよう封鎖するよう電話で要請した」とし「報告を受けた後、直ちに拒否するよう指示した」と明らかにした。

同知事は「この間、戒厳事例として見るとき、戒厳軍が道庁を接収して封鎖する可能性があると考えたが、それでも事務室を守らなければならないと考えた」とし「そのため、幹部会議を直ちに招集して道庁内に入った。もし、戒厳軍が封鎖に入ったならば拘禁された状況」と説明した。

また、「幹部会議で非常戒厳は明白なクーデターであり、違憲であるため道は従えないと話し、すべての責任は私が負うと言った」とし「幹部公務員らは動揺せずに指示事項を忠実に履行した」と評価した。
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