配車サービス3社のMAU。左からカカオT、ウーバータクシー、タダ
配車サービス3社のMAU。左からカカオT、ウーバータクシー、タダ
ビッグデータ解析などを手がける韓国のIGAワークスが発表した、11月時点のモビリティプラットフォームの月間アクティブユーザー数(MAU)は、カカオTが前年同期比約35%増の45万4509人に達した。ウーバータクシーが5.6%増の3万7294人、タダが24.8%減の1万9783人。

これら3社による、年末商戦が激化している。カカオTは決済用カードの変更機能や電話番号の露出を防ぐシステムなどを通じて便宜性を高めている。カカオTの関係者は「当サービスの乗車率は梅雨の期間にも1日平均90%を超えた。年末にもサービスの安定性を維持し、効率性を強化する」と述べた。

ウーバータクシーはドライバーの手数料を業界最低とし、乗客を探し流す行為に対しては手数料を免除する戦略を展開する。高級タクシーを手配する「ウーバーブラック」の再開なども強化。同社は「海外で『ウーバー』を体験したことのある利用者が、韓国で利用する傾向も増えている」と話す。

タダはペットと一緒に乗車できるサービスのほか、車内でWi-Fi利用とスマートフォンの充電ができるサービスなど、多様に提供する。ソウル市の一部だけで可能だった配車予約サービスをキョンギド(京畿道)全域まで拡大した点も、利用率の増加に貢献しているという。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101