15日政治圏によると、ことし13日にX(旧Twitter)のあるユーザーは「間違い探し」とドイツミュンヘンの地域紙「ミュンヘンマーキュリー」記事を上げた。
報じられた該当記事は、「ユン大統領出国禁止」というタイトルで、「韓国の国家的危機が悪化する中、法務部がユン・ソクヨル大統領に出国禁止措置を取った」という内容を含んでいた。
しかし、実際に写真に写っていた人物はユン大統領ではなく、アン議員だった。アン議員の写真の下には「ユン・ソクヨル大韓民国大統領」という説明が付けられていた。
アン議員は、ユン大統領に対する第一次および第二次弾劾訴追案の採決にすべて参加した「国民の力」所属の議員3人のうちの1人である。特に、第一次弾劾案の投票時には、大多数が本会議場から退場した国民の力の議員らとは異なり、最初から最後まで本会議場に残っていた唯一の国民の力所属の議員だった。また、第二次弾劾案の処理を前にして、公然と弾劾賛成の立場を表明した国民の力の議員7人のうちの1人でもある。
一方、これに先立ち高位公職者犯罪捜査処は、今月9日、ユン大統領に対して出国禁止を申請し、法務部は直ちに出国禁止措置を取った。歴代大統領の中で出国禁止措置が取られた事実が明らかになったのは、ユン大統領が初めてである。
チェ・ソウォン(改名前チェ・スンシル)氏の国政壟断事件当時、パク・クネ(朴槿恵)前大統領の場合、収賄疑惑などを捜査していたパク・ヨンス特別検察チームは、現職大統領という身分を考慮し、別途の出国禁止措置は取らなかった。
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