ファッションブランド「マーティンキム」が海外でも好調、25年には東京店も＝韓国

ブランドインキュベーターのハゴハウスが投資するファッションブランド「マーティンキム（MATIN KIM
）」が、台湾と香港、マカオで店舗を開設したと発表した。

同ブランドは10月末、香港のコーズウェイベイに海外1号店を、また11月には台北と香港のオーシャンターミナルデッキ付近に、それぞれ出店した。マカオには同ブランドの通常店舗のほか、アクセサリー専用店舗の2店を開設している。

これらの店舗では2024年の秋冬コレクションと共にシグネチャーライン、ハイエンドライン「キムマーティン」など、多様な商品を取り扱う。現地だけで購入できる「エクスクルーシブ・カラー」商品も提供中だ。

なかでもコーズウェイベイ店では、開店後1か月で8億ウォン（約8555万円）の売り上げを記録した。このほか開店から2週間が経った台北の誠品書店内の売り場と香港のハーバーシティ店での売上高は、それぞれ3億5000万ウォン（約3743万円）、2億ウォン（約2139万円）を計上している。

ハゴハウスの関係者は「『マーティンキム』は2025年上半期、東京都にフラッグシップストアを開設する計画。その後5年以内に世界で27店舗を展開し、実店舗の拡大を図る」と話している。