警護処は家宅捜索に協力するかどうかを検討し、18日に通知するとの立場を示した。
捜査本部はこの日午前10時20分ごろ、大統領室に捜査官を送ったが、大統領室には入れず、午後6時ごろに撤収した。
捜索の対象は警護処のサーバーに保存されている趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長の盗聴防止用携帯電話の通話記録だった。趙氏は戒厳宣言の当日、同携帯電話で尹大統領と6回にわたり話をした。
盗聴防止用の携帯電話は警護処が支給し管理する。
警護処は「公務上・軍事上の秘密」を理由に大統領室への進入を拒否しているもようだ。
警察などによる合同捜査本部は11日にも大統領室と軍合同参謀本部の家宅捜索を試みたが、警護処が拒否。任意提出された一部の資料のみ受け取った。
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