同センターは二次電池や半導体、化学素材に必須となる化学物質の保管・運送に特化した物流施設だ。既存の特化型物流施設と異なり、人工知能(AI)を適用し、施設内の温度変化を24時間体制で監視するなど、安全管理を重視し設計した。
面積は約3万3000平方メートル。韓国企業が特化型物流ネットワークを構築するために設計した施設としては、最大規模となる。土地の買い入れから化学物質専用倉庫の新設まで、約250億ウォン(約26億7266万円)を投資した。
韓国における特化型物流市場は、少数の専門企業と外資企業が掌握してきた。過酸化炭素やベンゼンなどの化学物質を取り扱うにもかかわらず老朽化が進んでいたほか、無許可の施設も多かった。このため安全性の高い物流センターの必要性が高まっていた。
東遠ロエクスは、プサン(釜山)やウルサン(蔚山)など、主要な拠点に設置された物流倉庫と、スマート・ケミカル物流センターを基に、韓国の特化型物流市場を質的・量的に向上させることを目指す。
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