「横断歩道横断中」配達ロボット、乗用車と衝突...和解は？＝韓国

韓国の仁川松島で配達をしていた自動運転ロボットが、信号を無視して横断歩道を横断し、乗用車と衝突事故を起こしたことが確認された。

　18日、ロボット運営会社などによると、今月3日午前8時40分頃、仁川市延寿区松島洞の横断歩道で配達用自動運転ロボットと乗用車が衝突する事故が発生した。

　事故による負傷者はいなかったが、車両のヘッドランプなどが破損した。車両ドライバーの証言によると、自動運転ロボットが横断歩道の信号が赤信号であるにもかかわらず横断し、車両と衝突したという。

　このニュースは、インターネットコミュニティーにドライバーが書き込みをしたことで物議を醸したが、その後、ロボット運営会社側とドライバーが合意したという。

　ロボット運営会社側は「配達ロボットは横断歩道で自律走行する際、青信号じゃなければ動かない」とし、「遠隔操作をする過程で人々が横断歩道を渡る姿を見て誤操作し、事故が起きた」と説明した。

　その上で「ドライバーと円満に合意した。昨年9月に試験サービスを開始した後、これまで配達ロボットは一度も事故を起こさなかった」と付け加えた。