“故イ・ソンギュンさん”脅迫した遊興施設店室長に懲役刑
“故イ・ソンギュンさん”脅迫した遊興施設店室長に懲役刑
俳優故イ・ソンギュンさんを脅迫した遊興施設店の室長が、懲役刑を宣告された。

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 19日(本日)、インチョン(仁川)地裁刑事4単独は、恐喝などの疑いで起訴した遊興施設店の室長A氏と、元映画俳優B氏にそれぞれ懲役3年6か月、懲役4年2か月を宣告した。

 この日裁判部は、「被告人A氏は、B氏によってガスライティングされた。しかし、A氏が脅して奪ったお金を決めた。被害者の故イ・ソンギュンさんは、A氏の脅迫により3億ウォン(約3000万円)を支払った。被害者を脅迫して、精神的苦痛が重くなった」と、恐喝の犯行を否定することができないと判決した。

 先立って昨年9月、A氏は故イ・ソンギュンさんに連絡し、3億ウォンを要求した疑いを持たれた。A氏は故人に、「携帯電話がハッキングされて脅迫されているので、口止め用にお金が必要だ」と連絡し、金を要求した。

 以降、B氏はA氏に1億ウォン(約1000万円)を渡せと脅迫し、5000万ウォン(約500万円)を得た。A氏はこのことで拘束起訴された。検察は、結審公判でA氏、B氏にそれぞれ懲役7年を求刑した。

 検察は、懲役刑を求刑した理由に「被告人は、被害者が有名人である事実を悪用して、他人名義の携帯電話を購入するなど計画的に犯行した。事案は重大で罪質も悪い」と説明した。

 これにA氏は、最終弁論で「私が故イ・ソンギュンさんを恐喝したのではなく、俳優B氏が私を心理的に支配してお金を横取りした事件」と主張した。B氏も収監生活を通じて反省していると伝えた。裁判部はA氏、B氏に懲役刑を下して終わった。

 一方、故イ・ソンギュンさんは昨年麻薬類管理に関する法律違反の疑いで、警察の調査を受けていた中、この世を去った。
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