李華泳氏、北朝鮮への不正送金事件で控訴審懲役7年8か月の判決=韓国
李華泳氏、北朝鮮への不正送金事件で控訴審懲役7年8か月の判決=韓国
韓国の衣料メーカー、サンバンウルグループが北朝鮮に不正に巨額の資金を送金した事件に関連し、イ・ファヨン(李華泳)元京畿道平和副知事が懲役7年8か月の判決を受けた。これは1審よりも2年の減刑となる。

 水原高等裁判所刑事第1部は19日、李氏に対する特定犯罪加重処罰法上の贈賄および政治資金法違反、外国為替取引法違反などの容疑に関する控訴審判決を行い、原審判決を破棄して懲役7年8か月、罰金2億5000万ウォン、追徴金3億2595万ウォンを言い渡した。

 李氏は2018年から2022年までの4年間にわたり、同グループから3億3400万ウォン余りの政治資金および贈賄を受け取ったことと、同グループが800万ドルを北朝鮮に送金することに共謀した疑いで、2022年10月と昨年3月に起訴された。

 この不正送金事件の核心は、京畿道が北朝鮮に支給することに決定したスマートファーム事業支援費500万ドルと、当時の京畿道知事であったイ・ジェミョン(李在明)共に民主党代表の訪朝費300万ドルを同グループが肩代わりしたことだ。

 1審では、6月に李元副知事に対して懲役9年6月(政治資金法違反による懲役1年6月、特定犯罪加重処罰法上の贈賄および外国為替取引法違反などによる懲役8年)、罰金2億5000万ウォン、追徴金3億2595万ウォンが言い渡されていた。
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