今年のソウル大学の合格者のうち133人が登録を放棄していたことが分かった。医科大学の増員により、ソウル大学に進学する代わりに医学部への進学を選んだのではないかと分析されている。

チョンノ(鐘路)学院によると、2025学年度のソウル大学の合格者のうち、登録放棄者は133人(6.1%)と集計された。今年の登録放棄者数は昨年の160人(7.3%)より減少した。

学部別では、人文系学部の登録放棄者が17人(2.4%)で、昨年の19人(2.6%)よりわずかに減少し、自然系学部も115人(8.6%)で前年の141人(10.6%)より減少した。未登録率が高い学科は英文学科(22.2%)、国文学科・宗教学科(11.1%)だった。自然系学部は山林科学部・応用生物化学部(26.9%)、薬学部(23.3%)だった。

ソウル大学の医学部の合格者95人のうち、登録を放棄した人はゼロだった。しかし薬学部の場合、未登録率が前年の14%から今年は23.3%に、歯学部は14.7%から47.1%に上昇した。

鍾路学院の関係者は「自然系学部の登録放棄者が昨年より減った理由としては、優秀な学生たちがソウル大の自然系学部より地方の医大に集中的に志願したものと思われる」と分析している。さらに「相当数の医大で重複合格による登録放棄の事例が発生し、追加合格にともなう連鎖的な登録放棄が予想される」と付け加えた。
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