ここでいうユニコーン企業は10万ドル(USD、約1564万円)以上の価値を認められたスタートアップを指す。
同調査によると、米国では全体の51.4%に達する729社のユニコーン企業が活動している。これに313社の中国、61社のインド、48社の英国などが続いた。
2024年1~11月に限定すると、世界で110社のユニコーン企業が生まれたが、うち米国だけでも63社に達する。日本やシンガポール、イタリアなどではそれぞれ1社が誕生した。
韓国のユニコーン企業は2021・2022年にそれぞれ7社だったが、2023年には4社、2024年には2社と減少が続いた。とくに2024年は、11月までに1社も生まれていない。
戒厳令や弾劾などの影響により景況が停滞していることから、ベンチャーキャピタル(VC)などでは2025年の景況を悲観している。
VCのソプン・ベンチャーズのハン・サンヨプ代表は「韓国ではことしはこれ以上、ユニコーン企業は生まれないだろう」と展望した。
ソウル大学経済学部のアン・ドンヒョン教授は「国が有望分野へ集中的に投資し、特定の市場を育てていく必要がある」と述べている。
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