ハトに餌付けで「100万ウォン過怠料」来年から施行=韓国ソウル市
ハトに餌付けで「100万ウォン過怠料」来年から施行=韓国ソウル市
来年3月から、韓国ソウルの都市公園や漢江(ハンガン)公園などでハトなどの有害野生動物に餌を与える行為が禁止される。

ソウル市議会は、20日午後に開かれた第327回定例会第6回本会議で、このような内容を盛り込んだ「ソウル市有害野生動物への餌やり禁止に関する条例」制定案を可決した。

今回の制定案により、餌やり禁止条例に違反した場合、最大100万ウォン(約11万円)の過料が科される可能性がある。自治体長が条例で有害野生動物への餌やりを禁止でき、これに違反した場合は過料を科すことができるよう「野生生物保護および管理に関する法律」が改正されたことによる後続措置として今回の改正案も設けられた。

現行法上、有害野生動物とは、長期間にわたって群れを成し、農作物や果樹に被害を与えるスズメ、カササギ、カラスをはじめ、一部地域で生息密度が非常に高く、被害を及ぼしているキジ、ハト、ノロジカ、イノシシ、シマリスなどと定義されている。

条例案には、ソウル市が餌やりに対する点検や取り締まりを直接行うことができると明記されている。それに基づき、都市公園、国土基盤施設、文化遺産保護区域、漢江公園などを「餌やり禁止区域」として指定し、取り締まりで摘発された場合、最大100万ウォンの過料を科す計画だ。

条例案は、来年1月24日から施行される。ただし、試行期間を経て、過料の適用は来年3月1日から開始される予定だ。

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