パンを奪おうと90代の老人を暴行した60代...被害者は死亡=韓国
パンを奪おうと90代の老人を暴行した60代...被害者は死亡=韓国
白昼に90代の老人が持っていたパンの袋を奪って暴行した60代の男性が実刑を受けることになった。

プサン(釜山)地方裁判所は22日、強盗傷害容疑で起訴されたA被告に懲役7年を言い渡した。

A被告は7月27日午後、釜山トンネ(東莱)区のある道路で90代の老人B氏に近寄り、パンが入った袋をひったくった後、これを取り戻そうとしたB氏を杖で殴り、両手で押し倒して、全治10週間の怪我を負わせた容疑が認められた。

被害者B氏は事件発生から10週間ほどが過ぎた後に死亡した。

裁判所は「被告人が住宅街で犯行に脆弱な老人を対象に強盗傷害の犯行を犯して、93歳の被害者は大腿部骨折の傷害を負った」とし「被告人は以前にも同種の犯罪で何度も処罰を受けて、被害者側が厳罰を嘆願する点などを考慮すれば、罪責に相応する処罰は避けられない」と述べた。

続けて、「被告人が犯行を認めて1000万ウォン(約108万円)を供託した点、奪った財物がパン一袋で小額である点などを考慮した」と量刑理由について説明した。
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