韓国のジャーナリスト、与党前代表への「フェイクニュース」で慰謝料支払う
韓国のジャーナリスト、与党前代表への「フェイクニュース」で慰謝料支払う
「ジャーナリストでありノ・ムヒョン(盧武鉉)財団の理事長を務めた経歴を持つユ・シミン(柳時敏)氏が流布(るふ)したフェイクニュースにより被害を受けた」として損害賠償訴訟を起こしたハン・ドンフン(韓東勲)前与党“国民の力”代表に、3000万ウォン(約324万円)が慰謝料として支給されることがわかった。

23日、裁判所によると、ハン前代表側とユ前理事長側が判決文の送達日から14日以内に上告状を提出しなかったことから、この事件の判決が確定した。

ユ前理事長は2019年12月から2020年12月まで、ラジオやユーチューブチャンネルなどを通じて幾度もハン前代表への虚偽的内容を流布してハン前代表の名誉を棄損した嫌疑で、ことし6月に大法院(最高裁)で罰金500万ウォン(約54万円)が確定していた。

その後ハン前代表は刑事裁判とは別に、5億ウォン(約5393万円)の損害賠償請求訴訟を起こした。

ソウル中央地裁は今月4日、ハン前代表がユ前理事長を相手どり起こした損害賠償請求で「ユ・シミンはハン・ドンフンに3000万ウォンの慰謝料を支給せよ」と判断した。

裁判所は、ユ前理事長が言及した5つの発言のうち3つの発言が虚偽による名誉棄損に該当するとみて、それぞれの発言に対して慰謝料額を1000万ウォンと算定し、先のような判決を下した。

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