東日本大震災により福島第1原子力発電所の事故が起きてから、すでに約14年が過ぎている。
「現地の市民団体は、ことし9月以降インターネットのフリーマーケットサイト“メルカリ”などで購入した岩手県や福島県など東日本産の野生キノコ100件を調査した結果、28件から基準値を超えたセシウムが検出されたことを明らかにした」と、東京新聞が22日報道した。
日本で、放射能物質であるセシウムの食品含有量の基準値は、1キログラムあたり100ベクレル(Bq)である。
基準値を超えた28件の中でも岩手県産の乾燥野生コウタケからは、基準値の20倍を超える1キロあたり2001ベクレルが検出された。
また28件のうち24件がコウタケで、その全ては匿名で販売されていたという。
韓国は福島を含めた周辺8県における魚種海産物の輸入を前面禁止していて、農産物においても福島県の米やキノコ類など14県・27品目の輸入を禁止している。
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