最高裁第2部最高裁判事は24日午前10時10分、双子の姉妹に対する上告審判決を行う。
この事件は、被告人側が主張した共謀共同正犯の成立の有無、公訴事実の特定などが争点だ。姉妹の携帯電話などの電子情報押収令状執行が適法な手続きを経たか、姉妹が流出した解答用紙を使って試験を受験した事実が証明されたかどうかも問われる。
1審では有罪が認められ、それぞれ懲役1年6カ月に執行猶予2年、社会奉仕命令240時間の刑が言い渡された。控訴審では被告側の主張が一部認められ、それぞれ懲役1年、執行猶予2年に減刑された。少なくとも姉妹が共通で受験していない科目では共謀関係を認めることができないという主張を裁判部が認めたのだ。
姉妹は淑明女子高校1年生だった2017年1学期の期末試験から翌年の期末試験までの5回にわたり、父親が盗んできた答案を見て試験を受け、学校の成績管理業務を妨害した容疑で2019年に裁判にかけられた。
一方、姉妹の父親である教務部長のヒョン氏は、試験問題と答案流出容疑で2020年3月に最高裁で懲役3年が確定した後、昨年満期出所した。
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