23日JTBC「事件班長」によると、今月12日午後、娘の大学の授業料を準備するため副業として代理運転をしているAさんは、キョンナム(慶南)チャンウォン(昌原)で代理運転のコールを受けた。
到着した現場でAさんは30代と推定される車の持ち主とその恋人、別の知人1人を乗せ、ポルシェの運転席に座った。
Aさんが目的地に向け出発しようとする間、前の車に子どもたちが車に乗り、これを待っていると、車の持ち主の知人が「なんで出発しないんだ」、「前の車もよけて通れないなら代理運転をするな」などの暴言を浴びせた。
Aさんは、「暴言はやめて、けんかを売らないでください」とすぐに話したが、その知人は車内にあった水のボトルをAさんの目に投げつけた。
これを見ていた車の持ち主は水がこぼれて車内が汚れたためAさんに暴言を浴びせた。
持ち主は、「どうしてくれるんだ。お前は俺に殺されるぞ」とし、「車が汚れた。どうしてくれるんだ」と声を荒げた。
正常走行が難しいと判断したAさんが警察に通報すると、持ち主は「警察を呼んだのか」と声を上げた。
Aさんが車から降りると、持ち主らも車から降り、「なんでそんな人生を生きているんだ。5万ウォン(約5400円)あげればいいか」とAさんを卑下する発言を含む暴言を浴びせた。
その後、現場に警察が到着すると、持ち主はAさんに向け頭突きをするなどの脅しを加えた。
これを見た警察が急いで止めると、持ち主は「滑っただけ」とふてぶてしい態度を見せた。
事件後、持ち主は「自分も知人も車内で(代理運転手を)暴行したことはない」としながらも、「代理運転手にはとても申し訳ない気持ち」とメッセージを送った。
そして、「昼間から酒を飲んで酔ってしまい、失敗をした。トラウマまでできてしまったそうで本当に申し訳ない。私は暴行の前科を含め何の前科もなく、普段はそのような行動もしないが、酔いから覚めて本当に反省した。調査を誠実に受ける。申し訳ない」とAさんに謝罪した。
Aさんは、「暴行していないという主張にあきれ果てた」とし、「示談する考えはないので、きちんとした処罰を受けることを望む」と伝えた。
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