時局会議は、全国31の大学生500人余りが大統領宛に書いたクリスマスカードを集め、23日ソウル市ヨンサン(龍山)区ハンナム(漢南)洞郵便局から書留郵便で発送した。
彼らは「(憲法裁判所から送られた)書類の受領をせず、警護処も伝達しないとし、500人の手紙をクリスマスカードとして送ることになった」と明らかにした。
憲法裁判所は、計3回にわたり弾劾審判の受理通知書などを大統領側に送付したが、大統領室と官邸いずれも送達が実現しなかった。一方で、18日に支持者らが送った祝賀の花は大統領官邸に配達されたことが確認され、不在ではないにもかかわらず意図的に書留の受領を拒否し、裁判を遅延させているとの指摘も出ている。
22日には、学生らが送った書留も、23日午前に官邸で受領されたことが確認された。時局会議は、郵便局から書留受領完了を知らせる通知メッセージを公開し、大統領官邸にクリスマスカードが配達されたことを明らかにした。
時局会議が公開した資料によると、クリスマスカードには大統領を批判したり、退任を求める内容が書かれていたが、書留郵便の封筒表面には「大統領!大学生たちが大統領のために手書きの手紙を送りました。素敵な年末をお過ごしください!♡♡♡♡♡」と書かれ、温かい印象を与えていた。
学生らが書いたカードの内容は、「罪を償い刑務所に行け」という直接的な批判から、「国民が皆呼吸できるようにしてほしい」と遠回しに退陣を求めるものまで、さまざまだった。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78