ことしのイベントは普信閣に集まった約1万5000人の市民が直接参加する大規模な「ピクスモブ(Pixmob)」パフォーマンスを中心に参加型の年越しフェスティバルが準備されている。ピクスモブとは、観客が着用するLEDリストバンドを無線で制御する照明技術のことだ。普信閣の後ろから上る直径30メートルの「初日の出」も注目される。
そのほか、普信閣交差点の中央で空高く光を放ち、人類の共存と繁栄を願う「光のタワー」、鐘の音の残響を表したサウンドとメディアアートを結合した「サウンドスケープ」が繰り広げられる。それだけでなく、例年よりも一層豊富な催しが準備されている。
新年を迎える33回の鐘突きにはことし1年、社会で希望を伝えた市民らが参加する。
市は市民が安全で便利に年越しができるよう安全対策も講じる。普信閣周辺に約800人の安全管理要員を配置し、警察などの関係機関と緊密に協力する。夜遅くに帰宅する市民の交通の便を提供するためさまざまな交通対策も講じる。
また、駅構内の人の密集による安全事故に備え、イベント会場に最も近接するチョンガク(鍾閣)駅は31日午後11時から翌日午前1時まで先制的に無停車通過し、地下鉄を利用する市民は付近の駅を分散利用するよう案内する計画だ。
ソウル市のイ・フェスン文化本部長は、「2025年を迎える除夜の鐘イベントは市民が主人公となり全てが一緒になる年越しイベントになるだろう」とし、「ソウルを代表するグローバルイベントの位相に合った徹底した安全管理により、全ての市民が安全で楽しく新年が迎えられるよう、準備に万全を期す」と話している。
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