「ネイバーペイ」が「ウィーチャットペイ」と連動、中国の大部分でQR決済可能に＝韓国報道

韓国のネイバーファイナンシャルは、同社の決済サービス「ネイバーペイ」が、中国インターネットサービス大手の騰訊控股（テンセント）が手がける電子決済サービス「微信支付（ウィーチャットペイ）」のQR決済サービスを提供すると発表した。

これに先立ち同社はは2023年9月から、中国決済サービス大手の銀中国銀聯（チャイナ・ユニオンペイ）とによる「ユニオンペイ」と連動したQR決済サービスを開始していた。「ウィーチャットペイ」との連動により、中国にあるQR決済の加盟店の大部分で「ネイバーペイ」を使えるようになった。「ウィーチャットペイ」は、「ネイバーペイ」アプリのみで利用可能だ。

今回の連動は2023年に開始したネイバーファイナンシャルとチャイナ・ユニオンペイとの協力に基づくものだ。チャイナ・ユニオンペイは「ネイバーペイ」をはじめとしたさまざまな決済サービスと「ウィーチャットペイ」の連動を支援している。

ネイバーファイナンシャルのペイインフラ＆ビズ責任リーダー、イ・ミヨン氏は「中国ではQR決済がもっとも普及している決済手段。旅行客が『ネイバーペイ』を活用して中国旅行を楽しむことに期待できる」と述べた。