セルトリオンの日本法人は処方分野において影響力を持つ会社を対象に、ネットワークの強化を図ってきた。現地法人とそのパートナー会社である流通企業が、製品をそれぞれ販売するという営業手法も奏功した。
こうした戦略の下、転移性直腸がんや乳がん医薬品「ベグゼルマ」(成分名はベバシジュマブ)も11月、シェアが前年同月比で約3倍増の23%に達した。「ベグゼルマ」は日本でもっとも後発の医薬品であるにもかかわらず、発売から1年でバイオシミラー処方におけるシェアを2位まで引き上げた。
このほか関節リウマチ治療薬「レムシマ」(成分名はインフリキシマブ)、自己免疫疾患治療薬「ユーフライマ」(成分名はアダリムマブ)は、いずれもバイオシミラー処方におけるシェア1位を記録している。
今後同社は日本で、アレルギーや目などの疾患に関する医薬品のラインアップを拡大していく方針だ。
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