「国民の力」院内報道官のソ・ジヨン氏はこの日の論評で、「『共に民主党』が憲政史上初の『大統領権限代行』を弾劾させた」とし「『共に民主党』の29回目の弾劾である韓悳洙国務総理の弾劾は要件も議決定足数も満たしていない『拙速弾劾』として、根っから無効」と明らかにした。
ソ・ジヨン院内報道官は「憲法裁判所の主席と2016年立法調査処の報告書、国会運営委員会の報告書などに権限代行の弾劾時に加重可決定足数(200議席以上)が必要だと明示されている」と強調した。
また、「ウ・ウォンシク国会議長はこれを無視したまま、『イ・ジェミョン(李在明)の民主党』の下命を遂行するように、『一般議決定足数(151人)』を適用して弾劾手続きを進めた」とし「国会議長の独断的議決定足数の適用は『行政府無力化』の道を開いたものであり、三権分立を傷つける『立法独裁』だ。国会議長としての資格はない」と指摘した。
続けて、『共に民主党』に向かって、「昨日の弾劾で大韓民国を危機のどん底に追い込んだ」とし「名分のない連鎖的弾劾によって対外信任度の低下、民生経済の萎縮など経済不確実性はさらに大きくなるだろうし、このような危機は完全に『共に民主党』が責任を負わなければならない」と直撃した。
ソ・ジヨン院内報道官は李在明『共に民主党』代表についても、「弾劾表決後に見せた李在明代表の笑顔を国民は記憶するだろう」とし「いくら国会議長と多数議席を前面に出して国政を麻ひさせても本人の司法リスクは消えないということを李在明代表が肝に銘じておくべきだ」と付け加えた。
これに先立ち、『国民の力』は前日に国会で野党主導で行った権限代行に対する弾劾訴追案が議決された直後、憲法裁判所に「権限争議審判」と「効力停止仮処分」を申請した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99