「務安済州航空墜落」まだ見つかっていない2人...夜間捜索突入=韓国
「務安済州航空墜落」まだ見つかっていない2人...夜間捜索突入=韓国
29日に乗客181人を乗せて着陸する途中に事故が起きた済州航空7C2216便旅客機の捜索作業が夜間まで続いている。日没後もまだ2人の行方不明者を確認できていない状況だ。

消防庁など救助当局はこの日午後7時23分現在、死亡者177人を確認し、行方不明者2人を探している。事故旅客機の後尾にいた乗務員2人は救助された。事故が発生した午前9時ごろから約10時間が過ぎたが、搭乗客全員を確認することはできないままでいる。

救助当局は事故機付近に照明を当てて、残る2人を見つけるまで機体を中心に捜索作業を継続する計画だ。1回目の夜間捜索を終えた救助当局は探知犬を動員して2回目の捜索を行う方針だ。

ただし、まだ死亡者の身元はすべて確認されておらず、遺族らはムアン(務安)空港2階に設けられた臨時待機室に場所を移してその確認を待っている。現在、身元が確認された死亡者は57人で、警察などは指紋とDNA鑑識を通じて死亡者の正確な身元を確認している。ただし、事故の衝撃が大きかったために遺体が激しく損傷しており、身元確認に多少の時間がかかっている。

一方、臨時安置所が設けられた務安空港の現場は、家族らの泣き叫ぶ声が絶え間なく続いている。身元が確認された死亡者の名簿が発表されるたびに泣き崩れ、遅れて合流した家族らは互いに抱き合いながら泣き叫ぶ姿が確認された。
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