年間の消費者物価上昇率は2019~20年の0%台から21年は2.5%、22年は5.1%に上昇。昨年(3.6%)まで高物価の流れが続いた。
経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(農産物とエネルギーを除く)は2.2%上昇し、生活実感に近い生活物価指数の上昇率は2.7%を記録した。
今年は果物や野菜の価格が高騰し、生鮮食品指数は前年比9.8%上昇。10年(21.3%)以来14年ぶりの高水準となった。
月別の物価上昇率は農産物価格の上昇などにより2~3月に3%台を記録したが、4月には2%台に下落し、9月(1.6%)からは1%台に下がった。
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