金龍顕・前国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
金龍顕・前国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領による「非常戒厳」宣言を主導したとして、内乱重要任務従事や職権乱用権利行使妨害などの罪で起訴された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官の最初の弁論準備手続きを来年1月16日に行う。法曹関係者が31日、明らかにした。

 弁論準備手続きは弁論に先立ち、被告人の立場を確認し、証拠の調査計画を立てるために行われるもので、被告人の出席義務はない。

 非常戒厳を巡り起訴された関係者は金被告が初めて。

 検察は金被告が尹大統領らと共謀して国会への関係者の出入りを制限して戒厳解除要求案の採決を防ぐため、戒厳軍の投入を指示したとみている。


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