白書は「2023年は韓米日3カ国がこれまでで最も迅速かつ頻繁に対北政策での連携を実現した1年」だったとし、韓米日の連携を通じて北朝鮮の挑発に対する抑止と対応体制を堅固にしたことを紹介した。
また23年8月に米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで開かれた3カ国首脳会談について、「韓米日協力の制度化のレベルを格上げさせた」とし「韓米日協力を包括的・多層的協力体に発展させた」と評価した。
趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は同白書に掲載されたあいさつで、「(2023年は)同盟70周年を迎えた韓米関係を軍事・安保分野はもちろん、先端科学技術・経済安保・世界の懸案などほぼすべての分野を網羅するグローバル包括的戦略同盟に深化させた」と強調した。
また韓日関係の改善はキャンプデービッドで開催された韓米日首脳会議につながり、韓米日協力の新しい時代を開いたと指摘した。
白書の韓日関係の項目では日本について、2022年版と同様に「最も近い隣国であり、協力パートナー」と記された。
徴用訴訟を巡り、韓国政府が23年3月に発表した解決策については、「悪化したまま放置してきた韓日関係を正常化させる大局的決断であり、わが国の主導的解決策という意味を持っている」と評価した。
外交白書は外交部のウェブサイトでダウンロードできる。
Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40