サムスン電子は次世代ロボット技術の開発に集中するため、代表取締役直属の次世代ロボット推進団を設立していた。レインボーロボティクスの創業メンバーで、韓国科学技術院(KAIST)のオ・ジュンホ教授を招聘し、団長としている。
レインボーロボティクスは韓国で初めて二足歩行ロボット「ヒューボ」を開発した「KAISTヒューボラボ」の研究陣が2011年、設立した会社だ。サムスン電子は自社の人工知能(AI)やソフトウエア技術と、レインボーロボティクスのロボット技術を合わせ、知能型のヒューマノイド開発を進める計画だ。
これと関連し、ヒューマノイドは昨今、世界のビッグテックが参入している分野だ。米電気自動車(EV)大手テスラも2025年上半期、ヒューマノイドロボット用の小型コンピューターを発売する予定だ。
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