韓国外相「困難な時ほど外交政策の振り幅を減らす」…「国際社会の信頼を回復」
韓国外相「困難な時ほど外交政策の振り幅を減らす」…「国際社会の信頼を回復」
韓国のチョ・テヨル(趙兌烈)外相は2日「今のように国内の状況が困難な時であるほど外交政策の振り幅を減らし、一貫したビジョンと目標に向かって揺るぎなく進んでいかなければならない」と語った。

チョ外相はこの日の午後、外交部(外務省)の始務式で先のように語り「われわれが苦労して積み重ねてきた国際社会の信頼をすみやかに回復させるためにも『われわれの国力にふさわしい役割と責任を果たす』という政策的意志を固く守っていかなければならない」と強調した。

チョ外相は「この1年間、韓国が直面した地政学的な地殻変動の幅と様相は、われわれが想像していたものよりもはるかに大きくダイナミックであった」と分析した。

つづけて「そして今われわれが目の当たりにし、これから直面し続ける不確実性は今のところ、その深さを推し量ることは困難だ」とし「外交部にいるわれわれは『日々歴史を作っていく現場の中で生きている』という主人意識と重大な責任感を持っていなければならない」と語った。

また「外交部が中心を失うことなく、冷静かつ落ち着いて舵取りの役目をしっかり果たしていかなければならない」とし「時代がわれわれに与えた任務への責任感と歴史意識を持ち、直面するあらゆる挑戦を共に力を合わせて乗り越えていこう」と激励した。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96