朝鮮中央通信は3日、「韓国で12・3非常戒厳事態以降、史上初の弾劾事態が相次ぎ、大統領に対する逮捕状が発令され、国政が麻痺し、社会政治的混乱がさらに拡大している」と報じた。
同通信は、ユン大統領の弾劾案可決後、ハン・ドクス大統領権限代行国務総理の弾劾、高位公職者犯罪捜査処のユン大統領の逮捕執行間近、弾劾をめぐる与野党の対立、弾劾賛成デモの開催、ユン大統領が支持者に送った手紙の内容まで比較的詳細に報道した。
続けて「海外メディアは(中略)韓国が政治動乱の奈落の底にさらに深く陥ったと報道し、自由民主主義体制を念仏のように唱えていたが、今やそれが崩壊した状態だと非難した」と主張した。
北朝鮮は12・3非常戒厳事態と関連し、特別なコメントなしに関連ニュースを伝えるなど、比較的慎重な姿勢を示してきた。12・3非常戒厳事態が発生してから8日後の先月11日に初めて報道し、翌日にも相次いで状況を伝えた。その後、ユン大統領の弾劾訴追案可決の事実を2日後の先月16日に報道した。しばらくの間、韓国の政治状況に言及しなかったが、今年に入って初めて、18日ぶりにこのような内容を伝えた。
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